ビエンチャン キッチン

という名の東北(イサーン)料理レストランに、ベトナムへ行く途中に遊びに来てる妻の友人Yちゃんと三人で行って来た。家からたったソイ3つしか離れていないところにその店はあり、インドシナのなかで、九州における佐賀県のような位置付けのラオスの首都を名乗っていはいるが、東北タイ料理を出す*1。ソイのやや奥まった、まわりに何もないところにあり、素朴な民家っぽい作りで、民族楽器生演奏やら、高床式の座敷きやら、演出はこってり。
ソムタム(青いパパイヤサラダ)、ラープ(挽肉とうがらし炒め)、ガイヤーン(焼き鳥)など、典型イサーン料理をいただく。
先月のカンボジア旅行以来、インドシナが立体的に感じられるようになって面白い。中世アンコール朝以降のパワーバランスとか、宗主国の影響の違いとか、民族感情とか。しかるに、先日、脱北亡命者がバンコク日本大使館に駆け込む、ということが起ったりと、極東〜東南アジアが繋がって、なんやら湯気立つアジアがそこにある感じ。そんなアジアの中の未来の国ニッポンへ、来週夏休みで帰国する。さて、情報の洪水にダイブする準備にとりかからないとねえ。

*1:そもそも、イサーンはラオスと国境接してるので、文化圏的にはかなり近いらしい